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本蓮沼 三月三日は雛祭り♪ [イベント]

今日は雛祭り。かつて私が物心ついた頃には家が貧乏だったので、我家の雛人形はおもちゃ屋さんで売っていたような簡素なものでした。それでも母は毎年その人形を箪笥の上に飾り、桃の花と雛あられ、甘酒を作り、歌を謡い、三つ年下の妹と私を心をこめて楽しませてくれた。その時の着物姿の母の笑顔は今でも忘れていない。小学生くらいになると、友達の家に飾ってある7段飾り、それ以上の雛人形を羨ましがり、母を困らせた記憶もあったりして、雛祭りの日には他界している母の苦労を思えば、申し訳なかった気持でいっぱいになる。父と母は幼かった頃の私に買ってやれなかった思いからか、一対の本当に立派なお雛様を生まれた娘に贈って祝ってくれた。この事は毎年お雛様を箱から出す度に、心が温かくなる。image5.jpgimage6.jpg母がよく歌ってくれた歌。  あかりをつけましょ ぼんぼりに  お花をあげましょ 桃の花  五人ばやしの 笛太鼓  今日はたのしい ひな祭り雛祭り・・・私にとっては大人になっても大切な思い出を運んでくれる行事です。
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コメント 4

NEK

いい話です。
by NEK (2014-03-04 21:32) 

Linda

NEKさん、コメントありがとうございます。
むか~しはどこの家にもありそうな事だけど、
貧乏は悪い事ばかりじゃないですよね。

by Linda (2014-03-05 12:43) 

花カメ

心温まるお話ですね。
お父様お母様の、Lindaさんとお孫さんへの深い想いが、雛人形をご覧のたびに感じられるでしょう。
親の愛の有り難さは、計り知れません。
by 花カメ (2014-03-05 21:23) 

Linda

花カメさん、こんにちは!

本当ですね。
お雛様を見ると、感謝の気持と温かい想いが毎回こみ上げてきます。
そしてこの歌を歌いながら、雛人形を箱から出すのが習慣になっています。
子供の頃からの習慣ですね(笑)


by Linda (2014-03-10 17:34) 

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